「Webライターはやめとけって言われるけど本当?」
「Webライターに向いている人の特徴はあるの?」
「Webライターは稼げないからやめておいたほうがいい?」
これからWebライターを始めてみたいなと調べていたら、こんなネガティブなことばを見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。
Webライターはパソコンとネット環境があれば誰でも簡単に始められる仕事です。
副業ライターから専業ライターになる人がいる一方で、やめていく人もいます。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
Webライターはやめておいた方がいいと言われる理由を知っておくだけで、知らない人よりも一歩リードでき、挫折せずに続けられます!
「Webライターを始めたいけど失敗したくない!」と思っている方は、ぜひご覧ください。
Webライターはやめとけと言われる理由5選
Webライターはやめとけと言われるのは、以下のような理由が挙げられます。
- 低単価案件が多い
- からだに不調が出る
- ライティング以外にもやることがある
- スケジュール管理が大変
- 自分の好きなように書けない
それぞれ詳しく解説します。
1.低単価案件が多い
Webライターの報酬は1文字〇円と文字単価で決められており、低単価案件が多いのも事実です。
実際にクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトをみてみると、文字単価0.3円、中には0.1円などの低単価案件がゴロゴロとあります。
たとえば文字単価0.1円の場合、3,000文字の記事を書いても300円の報酬にしかなりません。
Webライターの仕事は執筆以外にもリサーチ、推敲など多岐にわたり、3時間で仕上げたとして時給100円ということになります。
これではアルバイトをした方がいいとなってしまいますよね。
しかしライター業で生活できている方がいるように、会社員並みに稼げる案件は存在します。
Webライターはアルバイトや会社員のように、続けていれば自然に単価が上がっていくわけではありません。
スキルアップしたり文字単価が高い案件を受注したりしないと、低単価で稼げない時期が続き、結果としてWebライターを諦めることにつながります。
2.からだに不調が出る
基本的にWebライターの仕事は、大半がパソコン作業です。
何時間もパソコンモニターを見たり、同じ体勢を続けてたりすると、からだにも以下のような不調を起こしやすくなります。
スマホを使っているときに目のかすみや疲れ、頭痛などの不調を感じたことがある方もいるでしょう。
デスクワークは肩や腰にも負担がかかります。
複数案件の同時進行や記事の納期前など、睡眠時間をけずって執筆作業をすることもあるでしょう。
休息が取れない状況が続くと、慢性的に不調をかかえやすくなります。
3.ライティング以外にもやることがある
案件を受注する上で、記事の執筆以外にもやることは他にもあります。
書きたい案件に応募しても必ず採用されるわけではなく、採用されるように提案文を考えたり、提示できるポートフォリオを作ったりする必要があります。
案件を獲得したあとも業務報告や質問・確認など、クライアントとのコミュニケーションは必須です。
文章が書ければいいという考えではWebライターは続きません。
4.スケジュール管理が大変
記事には納期が決められていて、遅れないように納品するのがWebライターの基本です。
ちょっとくらい遅れても大丈夫と考える方もいるかもしれません。
しかし、納期の遅れはクライアントからの信用問題につながります。
最悪の場合、案件が終了してしまう可能性もあるからです。
納期に遅れないためにリサーチ・執筆・推敲など、スケジュールをたてて進めることが大切ですが、必ず予定どおりにいくとは限りません。
副業ライターであれば、本業で残業が発生すると記事執筆にあてる時間が減ります。疲れて作業ができない日もあるかもしれません。
子育て中の方なら、急な体調不良で看病することもあるでしょう。
予期せぬ事態が起こっても、記事を問題なく納品できるようにスケジュールを管理する必要があります。
5.自分の好きなように書けない
Webライターは自分のブログのように好きに書けるわけではありません。
クライアントが定めたルールや希望にそって記事を執筆する必要があります。
こどもと大人では理解力が違うように、メディアが変われば同じ意味の文章であっても、言葉や文体の書き分けが必要です。
自分の好きなように文章を書けないことがストレスに感じて、やめたくなってしまう人もいるかもしれません。
【やめとけは嘘】Webライターに向いている人の特徴3つ
どんな人ならWebライターに向いているのか、特徴はこちらの3つです。
- 文章を書くのが好きな人
- 情報収集・情報の整理ができる人
- 勉強熱心な人
それぞれ詳しく解説します。
1.文章を書くのが好きな人
Webライターは読者にわかりやすく情報を伝える文章力が必要です。
文章を思ったままに書くのではなく、どのようにして書けば伝わるのか、順番やことばを意識しながら組み立てます。
クライアントによっても執筆ルールが違う場合もあり、柔軟に対応しなければなりません。
考えながら文章を書くことが好きな人には向いているといえるでしょう。
2.情報収集・整理ができる人
記事を書くにあたって大切なことは、読者ニーズに合った情報をまとめることです。
リサーチした情報を全部詰め込みたくなりますが、読者の目的に合わせて必要な部分だけをピックアップして執筆することが求められます。
3.勉強熱心な人
Webライターを続けていく上で、勉強やスキルアップは欠かせません。
案件獲得や文字単価のアップにつながるからです。
投資ジャンルの記事に応募する場合を例に考えてみます。
投資経験者と未経験者、どちらのほうが採用されるでしょうか。
当然ながら投資をしたことがある人ですよね。
関連する資格をもっていることが応募条件になる案件もあります。
稼げないからやめとけ?Webライターで稼ぐ方法3選
Webライターとして稼ぐ代表的な方法を3つご紹介します。
- 文字単価を上げる
- 直営業を行う
- 特化ライターになる
それぞれ詳しく解説します。
1.文字単価を上げる
Webライターで稼ぐためには、文字単価を上げることが必要です。
単純に報酬がアップするだけではなく、時間が増えるメリットもあります。
たとえば5,000文字の記事を書いて、5万円を稼ぐとします。
文字単価が1円と2円の場合で比べてみましょう。
文字単価 | 報酬(1記事5,000文字) | 5万円達成する記事数 |
---|---|---|
1円 | 5,000円 | 10記事 |
2円 | 10,000円 | 5記事 |
同じ5万円を稼ぐといっても文字単価2円で書くと、1円よりも5記事分の執筆時間の短縮ができたことになります。
その空いた時間で別案件を受注したり、スキルアップのために勉強したりと、さらに稼ぐために必要なことに時間を使えます。
文字単価を上げることは報酬アップだけでなく、時間の有効活用にも大切です。
2.直営業を行う
直営業とは、クラウドソーシングサイトを使わず、直接クライアントに営業することです。
Webライターとしての第1歩を、クラウドソーシングサイトから始める方も多いでしょう。
クラウドソーシングサイトを経由して受注すると、報酬全額が自分に入るのではなく、一部がシステム手数料として引かれます。
(大手のクラウドワークスは20%、ランサーズは16.5%。)
報酬の20%が引かれてしまうのは、かなりの痛手です。
低単価案件だと、無料で記事を書いたも同然になってしまうこともあります。
しかしクライアントと直接契約できれば、すべて自分の報酬です。
手取りを増やすには必要な方法といえます。
3.特化ライターになる
受注するジャンルをしぼった特化ライターになることも、Webライターが稼ぐ方法です。
最初は不慣れでも同じジャンルを書き続ければ知識が蓄えられ、リサーチや執筆時間の短縮にもつながるメリットがあります。
高単価ジャンルの特化ライターになることもおすすめです。
金融・不動産・美容などが高単価ジャンルとしてあげられます。
Webライターはやめとけは嘘!やってみる価値あり
Webライターはやめとけと言われる理由や向いている人を解説しましたが、始めてみないことにはわかりません。
まずはチャレンジしてみることをおすすめします。
結果として向いていなかったとしても、Webライターの仕事は文章力アップにもつながるので、やってみる価値は十分にありますよ。